本物公開を見てきました|1100年の古刹で味わう秋の時間
こんにちは。 心ときめく「モノ・コト」ナビのSAMです。
先日、奈良県天理市にある 長岳寺(ちょうがくじ) を訪れました。
今年は11月末まで、「大地獄絵(本物)」のご開帳が行われています。
創建は824年。
1100年以上の歴史を持つ古刹で、阿弥陀三尊像は
“玉眼を用いた仏像としては日本最古” とされる貴重な存在。
平安時代創建当初の小楼門(鐘楼門)、弥勒大石棺仏など、
文化財が静かに息づく特別な寺院です。
そして何より、
静かで落ち着いた境内、山の辺の道の風景、住職のユーモアあふれる説法。
秋の奈良で心がじんわり満たされる時間を過ごすことができました。
(公式HP)→ https://www.chogakuji.or.jp/
🍁 1. 手前の市営駐車場から参道歩き|地元らしい風景
今回はまず、手前の 市営駐車場 に車を停めました。
参道沿いには、地元の方が出されている
- 新鮮な野菜
- 柿
- 焼き芋
などが並んでいて、素朴で温かい雰囲気を感じられます。
※長岳寺のすぐそばにも寺院専用駐車場があります。
アクセス面では 寺の駐車場を利用する方が便利 だと感じました。
🏯 2. 鐘楼門(小楼門)をくぐる|平安時代の空気

参道を歩くと見えてくるのが、
平安時代創建当初のものと伝わる 鐘楼門(小楼門)。
長岳寺は“日本最古の鐘楼門”として紹介されることが多く、
この門をくぐる瞬間、
1100年前へタイムスリップしたような感覚 になります。
🌿 3. 池越しに見る本堂の美しさ

門を抜け、池越しに本堂を眺める景色が素晴らしいです。
水面に映る本堂と紅葉した木々がとても絵になり、
思わず足が止まってしまうほどの静けさでした。
🔔 4. 鐘をつき、本堂へ——阿弥陀三尊と向き合う時間

まず境内で鐘をつかせていただき、その後本堂へ。
本堂では、
玉眼を用いた仏像としては日本最古
と言われる「阿弥陀三尊像」が祀られています。
玉眼ならではの“生きているようなまなざし”が印象的で、
柔らかくも深い存在感がありました。
👹 5. 大地獄絵(本物)を目の前で

今回の目的である 大地獄絵の原本ご開帳。
- 全長 11m
- 高さ 3.5m
- 9幅で構成
- 作者は伝承で「狩野山楽」とされる
部屋に入ると、巨大な画面が目に飛び込み、
その迫力に思わず息をのみます。
“地獄絵”と聞くと怖いイメージですが、
長岳寺のものはどこかユーモラスな表情もあり、
「人がどう生きるべきか」をそっと教える絵
としての深みがあります。
本物の質感や線の息づかいに触れられる機会は本当に貴重です。
🧘♂️ 6. 住職の絵解き説法はユーモアたっぷり

説法は驚くほどユーモアに富んでいて、
難しく思われがちな仏教の話も、
思わず笑いながら、しかし深く納得できる 説明でした。(体感:1時間以上!ちょっと長いけれど価値あり)
住職のあたたかい語り口も長岳寺の魅力のひとつです。
🪨 7. 弥勒大石棺仏や文化財も多数

境内には、弥勒大石棺仏のほか、旧地蔵院本堂・五智堂など
歴史を感じる建造物や仏像が点在しています。
高野山真言宗らしい、
深く静かな空気をまとった文化財 が並び、
観光地の喧騒とは無縁の落ち着きがあります。
🍁 8. 紅葉が映える、静かなお寺

11月中旬から下旬にかけて、境内の紅葉が色づきます。画像は長岳寺HPより)
天理市という立地のおかげで、観光客の混雑が少なく、
ゆったりと秋を味わえる穴場スポット です。
池越しに見る紅葉、本堂の朱色との対比など、
写真映えスポットも多め。
🚶♂️ 9. 山の辺の道トレイルにも直結

長岳寺は、日本最古の道のひとつ
「山の辺の道」 のルート上にあり、
参拝後にそのまま散策することができます。(マップは天理市観光ガイドより)
距離も適度で、森・古墳・田園風景が続き、
「歩く奈良」を体験できる癒しのコースです。
☕ 10. 参拝後に寄りたいカフェ
■ Tea House KURINOKI
英国風ティーハウス。紅茶とスコーンが絶品。
参道からすぐで、静かにくつろげます。

■ 洋食Katsui 山の辺の道
トレイルセンター併設。
ハンバーグやエビフライなど洋食が人気。
トレイル散策後のランチにぴったり。

🚗 アクセス・基本情報
- 所在地:奈良県天理市柳本町508
- 拝観時間:9:00〜17:00
- 拝観料:400円
- 最寄り駅:JR桜井線「柳本駅」から徒歩20分
- 駐車場:寺院と市営の両方あり(寺の方が近い)
- 公式サイト:https://www.chogakuji.or.jp/
✨ まとめ
長岳寺は、
歴史 × 仏像 × 芸術 × 自然 × 住職の説法
のすべてがそろった、静かで濃密な時間を過ごせる寺院です。
特に「大地獄絵の本物」は、この時期だけの貴重な機会。
山の辺の道散策やカフェも合わせれば、
心がゆっくりほどける“奈良の半日旅”が完成します。
行ってよかった。心からそう思える場所です。

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